小笠原マルベリー

宮之浜西側崖地にある海軍監視壕


 

概要

 

宮之浜東側の崖地には

兄島瀬戸方面を見張る監視壕がある。

 

入口は浜側にある。

浜からはほど近いが、

足場が悪く入口まではかなり危険が伴う場所。

 

入口からはまっすぐのびている壕。

途中に小さな五角形の貯水槽があり、

突き当りが見張り場所。

 

すぐ手前の壁にモルタルで字が書かれている。

 

「昭和二十年  

   一月吉日

 三〇三設(303設営隊のこと) 

   作之

 一 押田  

 工 海老沢 」

 

303設営隊は海軍の部隊。

ということで、

海軍の監視壕であることは間違いない。

 

海軍第三百三設営隊居住壕(電信山)

 

すぐ直下に震洋隊壕があるので、

その関係かなとも思ったりする。

(要調査)

 

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

宮之浜西側崖地にある監視壕

 

この崖地をくりぬいて監視壕がある

 

直下から監視口を望む

 

 

入口

岩の崩落が一部ある

 

内部はまっすぐに掘られている

 

途中にある子ぶりな五角形の貯水槽

 

監視口

 

見張れるエリア全景

 

監視口手前の壁にモルタルで記載の文字

 

モルタルで記載の文字

 

「昭和二十年  

   一月吉日

 三〇三設(303設営隊のこと) 

   作之

 一 押田  

 工 海老沢 」

 

 

 

 

 

 

見るには

 

宮之浜の東側の崖の手前を上れば行ける。

震洋隊壕のすぐ上ぐらい。

 

浜から近いが、かなり足場が悪いため、

ツアーではガイドはしない。

 

ご自分で行く人は

かなり気をつけていただきたい。

滑って落ちたら、大けがまちがいなし。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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