中央山付近はシマザクラが花盛り(’23/9月下旬)
目次
概要
サクラの花といえば、普通、春だろう。
しかし、
小笠原のシマザクラは、
いわゆるサクラの仲間ではない。
バラ科ではなくアカネ科である。
花期も夏以降だ。
’23/9月下旬、
中央山付近で花盛りとなっている。
開花そのものは
他の場所でかなり前から見てはいた。
8月初旬に開花の記事を書いた。
その個体は今でも開花している。
花期はかなり長い。
ただし、
中央山はそのころまだ開花していなかった。
やや遅れて開花し始めていた。
それから、しばらくして、花盛りになった。
山頂でも、下の歩道でも咲いていて、
道沿いで見られる。
小低木なので、観察もしやすい。
花期はかなり長いので、
花はしばらく楽しめる。
かわいい花なので、
ぜひご覧いただきたい。
開花の様子
山頂の個体
解説板
歩道沿いの個体1
歩道沿いの個体2
集散花序ごとにまとまって花をつける
花の裂片、おしべ、めしべとも、
みな細くのびている
近くで見ないと、
それぞれの見分けがつきにくい
花はごく薄い 淡紫色、筒状で4裂、
裂片は線形で反曲 (カール)
4裂部分は細長くのびて反り返っている
おしべ4、めしべ1
(おしべ、めしべも長くのびている)
見るには
シマザクラは、
林内や道路沿いにポツポツと生えています。
自分で見つけるのはやや難しいかもしれません。
中央山では、
歩道沿いや山頂に生えていてわかりやすい。
景観ツアーや森歩きでご紹介します。
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