シマモクセイ開花確認(’23/10月下旬)
目次
概要
’23/10月下旬、
内地ではキンモクセイ開花の話題がよく出ている。
キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の植物。
小笠原にも、
同属のシマモクセイ(モクセイ科・広域分布種)が自生する。
同時期に、
シマモクセイ(モクセイ科・広域分布種)も開花確認。
昨年も10月末に開花確認しているので、
おおむね同じぐらいに開花かと思う。
今年、
開花を確認したのは三日月山歩道沿いの個体。
2個体が咲いていた。
どちらも雄株であった。
本種は雌雄異株なのだが、
花や果実がないと違いは分からない。
この時期は花期なので、
花のつくりをよく見ればわかる。
花期には芳香も漂うので、
その芳香で花に気づくこともある。
現地の様子
開花個体1 高木に相当する大きさ
開花個体2 小高木
花序に多数の白花をつける
花冠は白4裂、おしべ2、めしべ1
同上 花の拡大(雄株)
雄株の花(雄花)は、
おしべ2が目立ち、めしべ1は小さく退化
見るには?
本種は林内に限らず、山地の道沿いでも生えている。
ほとんどのツアーで紹介できる。
雌雄の比較などは
森歩きツアーで紹介できる。
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