シマモクセイ、雌株・雄株の花
目次
概要
シマモクセイは雌雄異株。
雄株と雌株(両性株)がそれぞれある。
雌雄の株は
パッと樹木を見ただけでは全く分からない。
樹木そのものは、雌雄の差はないかと思う。
違いが分かるとすると、
果実の有無と、花の違いである。
<果実があれば、間違いなく雌株(両性株)>
雌雄の株の花は見た目はほぼ同じだが、
それぞれ、わずかに違いがある。
かなり接近しておしべとめしべを見ないと、
違いは分からない。
違いとしてはめしべである。
雄株の花はめしべが退化し、
雌株(両性株)の花はめしべがはっきりしている。
花での見分け方
このぐらいの状況では雌雄はまったくわからない
花のつくりは、雌雄とも、
白い4裂、おしべ2、めしべ1
雄株の花
めしべが退化してあまりのびていない
柱頭がほぼ分からない。
雌株(両性株)の花
めしべの柱頭が
おしべの位置くらいまでのびている
柱頭がはっきりしている
そうやって見比べてみていただきたい。
見るには
本種は林内に限らず、山地の道沿いでも生えている。
ほとんどのツアーで紹介できる。
雌雄の比較などは
森歩きツアーで紹介できる。
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