小笠原マルベリー

シマモクセイ開花確認(’23/10月下旬)


 

概要

 

’23/10月下旬、

内地ではキンモクセイ開花の話題がよく出ている。

キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の植物。

キンモクセイ – Wikipedia

 

小笠原にも、

同属のシマモクセイ(モクセイ科・広域分布種)が自生する。

 

同時期に、

シマモクセイ(モクセイ科・広域分布種)も開花確認。

 

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(2)シマモクセイ

 

昨年も10月末に開花確認しているので、

おおむね同じぐらいに開花かと思う。

 

シマモクセイ開花確認(’22/10月末)

 

今年、

開花を確認したのは三日月山歩道沿いの個体。

2個体が咲いていた。

どちらも雄株であった。

 

三日月山展望台ルート・・ダイナミックな地形と展望

 

本種は雌雄異株なのだが、

花や果実がないと違いは分からない。

 

この時期は花期なので、

花のつくりをよく見ればわかる。

 

花期には芳香も漂うので、

その芳香で花に気づくこともある。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

開花個体1  高木に相当する大きさ 

 

開花個体2  小高木

 

花序に多数の白花をつける

 

花冠は白4裂、おしべ2、めしべ1

 

同上 花の拡大(雄株)

 

雄株の花(雄花)は、

おしべ2が目立ち、めしべ1は小さく退化

 

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

本種は林内に限らず、山地の道沿いでも生えている。

ほとんどのツアーで紹介できる。

 

 

雌雄の比較などは

森歩きツアーで紹介できる。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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