小笠原マルベリー

ムニンヤツシロランの花茎確認(’23/12月中旬)


 

 

 

概要

 

例年12月ごろ、

花期となるムニンヤツシロラン(ラン科・固有種)。

 

地味で目立たない腐生のムニンヤツシロラン

 

’23/12月中旬、

昨年花が見られた2か所で探してみました。

 

本種は地面や枯葉と同じような色合いなの、

探すのには苦労する。

かなり注意して探してみた。

 

ようやくなんとか、

1本だけ花茎を見つけられました。

 

昨年は、12月中旬には開花しているので、

やや遅めかと思う。

出ている花茎も少なすぎる。

 

ムニンヤツシロラン開花確認(’22/12/14)

 

今年は開花数が少ないのだろうか?

ただ、時期が遅れているだけか?

 

今後、他の個体も、

花茎をのばしてくることを期待する。

 

これから開花までのしばらくは、

マメに見に行こうと思う。

 

 

 

 

 

 

花茎の様子

 

 

花茎がのびているが、

開花まではもう少しかかりそう

 

 

 

 

見るには

 

花茎を見つけた場所はルート沿いの定番の場所。

旭山ルート沿い。

誰でも見に行くことはできるが、

ピンポイントで場所を知らないと見つけるのは困難。

 

旭山歩道・・幕末に日章旗を立てた山(ふらふ山)

 

このルートはツアーでもたまに利用する。

花に興味のある方はリクエストを。

森歩きで歩く。

 

森歩き

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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