小笠原に来なくてはいけない理由、その52「警戒標識に固有植物の図案」
目次
概要
2023年12月、
新設の「落下物注意」の警戒標識。
夜明道路沿いに3か所設置された。
この図案に、
タコノキとその果実が描かれている。
果実の落下に注意ということだ。
タコノキは小笠原の固有植物である。
固有植物が描かれた標識はかなりレアだと思う。
なぜ道沿いにタコノキが?
夜明道路沿いは、
昭和50年代後半(1980年代前半)、街路樹として植栽。
その頃の担当者だった方に話しを聞いたので、
間違いないと思う。
その後、大きく成長して、
雌株は果実をつけるようになっている。
果実は2年ごとに熟し、
集合果の1つずつがばらけて落下する。
この警戒標識は集合果が丸ごと落ちる様子だが、
そういうことはかなり少ない。
警戒標識について
ネットなどで検索してみると、
倒木注意や松の木注意などがあるようだ。
そういう標識に描かれる樹木は
マツなど、それほど珍しいものではないはず。
あまり深く調べたわけではないが、
固有種が描かれた標識はレアなのではないだろうか?
沖縄や奄美には同様なものがあるかもしれないが・・
(今後要調査)
見るには
都道夜明道路に設置されている。
通るときに探していいただきたい。
この道はツアーでもよく通るので、
通過のときに紹介はする。
参考
前の記事へ
次の記事へ