「夢をみた海賊」(なだいなだ)
目次
概要
1978年6月発行(文庫本は1989年7月)、
「夢をみた海賊」(なだいなだ)。
原題は
「間切りの孫二郎とそのクルーの物語」。
本書は、
2つの物語が合体した内容となっている。
小笠原がからんでいるのは前半部分。
主人公の孫二郎が、
嶋谷市左衛門に弟子入りし、小笠原を探検する。
その後は日本を飛び出し、
上下区別のない平等な島、リベルタリヤを目指す物語。
しかし、すでにリベルタリヤを滅んでいた。
孫二郎の結末は?で終わり。
嶋谷の小笠原探検は1675年。時代は17世紀後半。
帆船時代の冒険物語。
参考:嶋谷(島谷)
嶋谷の小笠原探検は1675年。
参考:間切り
本書に書かれているが、
帆船時代の向かい風へ進み方を間切りという。
それが、
「まぎれる」(集団に紛れるなどの使い方)になったとか?
参考:小笠原関連図書
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