小笠原マルベリー

「鎮魂」碑(東電社宅敷地内)


 

概要

 

清瀬の東電社宅敷地内にある、

「鎮魂」碑。

 

父島ライフラインのインフラ紹介

 

あまり目につかない場所にあるので、

知る人ぞ知る碑であろう。

(すぐわきにある歩道から碑は見える)

 

碑は「鎮魂」とあるだけで、

それ以外の文字はまったく見えない。

(裏面に日付が掘られていたようだ)

 

これでは内容が分からない。

僕が調べた資料からは、

米軍占領下の出来事による。

 

このあたりで、

若い男女の拳銃自殺があったそうだ。

まだ、東電社宅がなかったころだ。

 

小笠原諸島歴史日記では、

1963年7月30日付で男女の拳銃自殺の記事がある。

男21歳、女15歳とのこと。

ただし、自殺は大根山でとなっている。

米軍統治時代のことなので、

住んでいたのは在来島民のみである。

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その37「小笠原の住民には3つの区分がある」

 

この鎮魂の碑が、

その二人のためなのかどうかは不明。

(要調査)

 

「小笠原諸島歴史日記 上・中・下巻」(辻友衛)

 

 

 

 

 

碑の様子

 

 

敷地内の一角に建立

 

 

 

すぐ裏のフェンスの向こうは歩道

碑の裏面は歩道から見える

 

碑全景

正面は「鎮魂」

 

 

 

 

 

 

見るには

 

東電社宅敷地内のため、

島民以外は居住者に一声かけた方がいいかと思う。

(できれば島民も)

 

ツアーで行くことはない。

 

 

全ツアーメニュー

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP