「歴史と視点 -私の雑記帖-」(司馬遼太郎)
目次
概要
1974年発行、
「歴史と視点 -私の雑記帖-」(司馬遼太郎)。
出版社の紹介では、
「積年のテーマ“権力とは”、“日本人とは”、
に迫る独自な発想と自在な思索の軌跡。」
個人的には、
歴史の表にはあまり出てこない見方(視点)を、
提供している本と思う。
タイトル「歴史と視点」というのは、
とても合点がいく。
目次
大正生れの『故老』
戦車・この憂鬱な乗物
戦車の壁の中で
石鳥居の垢
豊後の尼御前
見廻組のこと
黒鍬者
長州人の山の神
権力の神聖装飾
人間が神になる話
10の短編で、
著者の戦車部隊での経験談、
長州の維新立役者たちが、
頭の上がらない白井小助のこと、
天皇の権威の装飾について、
見廻り組のこと、
菜葉隊(なっぱたい)江原素六のこと、
吉岡妙麟尼のことなど。
参考
司馬遼太郎 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
司馬: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
前の記事へ
次の記事へ