小笠原マルベリー

「最後の将軍-徳川慶喜-」(司馬遼太郎)


 

 

概要

 

1967年発行、

「最後の将軍-徳川慶喜-」(司馬遼太郎)。

文春文庫『徳川慶喜 最後の将軍』司馬遼太郎 | 

最後の将軍 徳川慶喜 – Wikipedia

 

タイトルの通り、徳川慶喜の人生を描く。

司馬氏の歴史小説のタイトルとしては、

ストレートすぎるぐらいだ。

徳川慶喜 – Wikipedia

 

慶喜の表舞台の人生は、

大政奉還、将軍職の辞職、辞官納地により終わった。

 

本書では、

そこまでの表舞台の人生に大部分を割いている。

非常に有能な人物として書かれている。

 

表舞台と言っても、

本当の表舞台、将軍の期間は2年足らず。

 

徳川慶喜第15代将軍は、

時代の流れを見切っていた将軍といえそう。

また自分の地位に固執もしていなかった将軍。

 

だからこそ、

大政奉還に素直に応じたのでしょう。

 

表舞台から去ってから、静かに過ごし、

趣味に生き、長生きしている。

 

表と裏と、

どちらが本望だったのであろうか。

 

 

 

 

水戸との関係

 

徳川慶喜は、水戸藩主の斉昭の子。

 

幼少のころ数年と、大政奉還後のごく短い期間、

水戸で過ごす。

 

茨城県水戸市水戸城二の丸隅櫓(’22/11月訪問)

 

茨城県水戸市弘道館(’22/11月訪問)

 

大政奉還以降の人生は、

駿府(静岡)と東京での生活となる。

 

 

 

 

 

 

関連図書:司馬作品

 

「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)

 

「翔ぶが如く(全10巻)」(司馬遼太郎)

 

「幕末維新のこと」(司馬遼太郎  関川夏央編)

 

 

 

 

その他:関連図書

 

「水戸維新 近代日本はかくして創られた」(マイケル・ソントン)

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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