「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(汐見夏衛)
目次
概要
2016年発行、
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(汐見夏衛)。
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 – Wikipedia
2023年末には映画化もされた。
主題歌は福山雅治さん。
映画は観ていないが、原作はたしかに泣ける作品だ。
ひとりでこっそり読むのがいい。
現代の女子中学生・百合が、
終戦間近の1945年にタイムスリップする話。
そして、特攻隊員の男性・彰と出会う。
そこでの、2人の織り成す会話が泣ける。
執筆きっかけ
著者・汐見夏衛氏は鹿児島出身。
かつて知覧特攻平和会館を訪れたことが、
本書執筆のきっかけになっているよう。
この小説は、
「他人の命を奪う権利は誰にもない」、
ということを伝えたいと考えて書いたもの。
あきら
映画のCMで、あきらと呼ぶ場面が出てくる。
ユリが惹かれる特攻隊員があきら(彰)である。
僕も人生で何度、あきらと呼んだであろうか。
字は違うが、長男があきら(旭)である。
恋心と、親心の違いはあるが、
あきらという呼びかけには反応してしまう。
参考:鹿児島の特攻関連
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