小笠原マルベリー

父島旬情報(’24年4月後半・2024/4/16投稿)


 

 

概要

 

4月前半のうちに、異動の時期も終わった。

新年度も始まり、

小学一年生の黄色の帽子が目立つ時期である。

 

気候も、

4月前半のうちに、夏に近づいた感が出てきた。

 

日中は25度を超えるようになり、

夏服の時期となってきた。

 

気温と水温の差から来るのか

日によっては、山にガスがかかる日がある。

そういう時は、

山は涼しく、湿っぽくなっている。

でも下山すると、ふもとは晴れていることが多い。

 

水温はまだ上がってはきていないようで

21-22度程度。

水着ではまだなかなかつらい。

 

太陽の高度は高くなり、

陽射しはかなりきつくいので日焼けに注意!

 

ザトウクジラはまだ見られるが、

どんどん北に向かっている時期。

日によっては見つけづらい日もある。

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その18.「ザトウクジラが、長期間、高確率で見られる」

 

アオウミガメの産卵上陸は

4月前半のうちに確認された。

これから、少しづつ産卵が増えてくるが、

多くなるのはまだ先の6月ごろから。

 

2024年シーズン、アオウミガメ産卵始まる(’24/4月中旬)

 

 

小笠原の一年(月ごとに)

 

父島旬情報 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

 

 

 

 

 

 

 

気候・服装:

 

最高気温25-26度程度、最低気温20-22度前後、

水温21-22度程度。

 

服装の基本は夏服。

まだ夜間はやや涼しい。

 

ツアー参加にはどういう格好がいいですか?

 

 

 

 

 

 

 

自生種・旬の花:

 

 

 

 

タチテンノウメ、シロテツ、シロトベラ、

オオミトベラ、ムニンネズミモチ、シマギョクシンカ、

ムニンビャクダン、オガサワラクチナシなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

日中の自然全般:

 

そろそろ汗ばむ時期になってきた。

 

日陰をのんびり歩く分には、

まだそれほど汗もかかない。

 

気温が上がると、

林内は蚊も出るようになっている。

虫よけはあるといい。

 

 

 

 

 

 

夜の自然:

 

 

 

オガサワラオオコウモリ樹上観察 ◎~〇

    サイザルアサ花、ヤシ科の花、タコノキ果実など。

オガサワラオオコウモリ夕方飛翔観察 〇~◎

グリーンペペ(ヤコウタケ) ✕~△

 (雨が降って湿り気が出ると、そろそろ)

オカヤドカリ・カニ類観察 ◎~〇

 

夜光虫 ✕~△ (月夜は見えない)

星空 〇~◎ 

(4/16-4/24ごろは月明かりが目立つ) 

 

 

日没は17:56(4/15)~18:04(4/30)

chyouseki2404.pdf (mlit.go.jp)

 

 

とびうお桟橋 

 シロワニ、ネムリブカ、マダラエイなど ◎~〇

   (当たりはずれがある)

 

 

 

アオウミガメの産卵上陸△~✕

(まだ4月はかなりレア)

 

 

 

 

 

 

その他:

 

2024/4-12月おがさわら丸時刻表

【速報】2024年4月~12月 おがさわら丸時刻表| 小笠原海運 

 

 

7月4-6日

沖ノ鳥島クルーズ予定(父島発着)

(島民限定)

 

 

 

 

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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