小笠原マルベリー

四五式二十四糎榴弾砲の砲身


 

 

概要

 

大根山公園には

四五式二十四糎榴弾砲の砲身残骸が置かれている。

 

大根山公園・墓地に残る戦跡

 

この砲は

他の場所から運び込まれたもの。

 

はじめ大村第一砲台に4門据えられた。

 

のちに移設され、

終戦時には時雨山のふもと(時雨ダム付近)に2門あった。

(他の2門は不明)

 

ダム工事の際、

掘り出されたものがここにあると聞く。

あとの1門は今も時雨山のふもとに残る。

 

父島に残る四五式二十四糎榴弾砲2門

 

この砲は径が大きいので、中がのぞきやすい。

ライフリング(施条)もはっきりとわかる。

ライフリング – Wikipedia

 

実際にメジャーをあててみると、

やはり径は24㎝で間違いがない。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

砲身残骸 先端部から

 

砲身残骸  側面から

 

先端部

 

先端部から中をのぞく

ライフリングがはっきりとわかる

 

砲身 爆破された側

 

 

 

 

 

見るには

 

大根山公園にあるものは、自由に見学できる。

集落からも徒歩15分ぐらい。

 

景観ツアーや戦跡ツアーで立ち寄る。

リクエストがいただきたい。

 

全ツアーメニュー

 

時雨山のものは、

山中にあり、見に行くことは難しい。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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