小笠原マルベリー

扇浦のウミガメ迷走防止バリア、効果は?


 

概要

 

2024年シーズン、扇浦海岸に、

ウミガメの迷走防止バリアが設置されている。

 

扇浦は浜から段差なく歩道に続くところがある。

そのため、

産卵上陸のウミガメが道路にまで上がることがある。

それを防ぐのに構造物が設置された。

3段に積み上げた土嚢のようなバリアである。

 

しかし、6/11の深夜、

ウミガメツアーで扇浦に立ち寄ると、

ウミガメはバリアより道路側に来ていた。

 

6-7月限定ウミガメツアー

 

バリアの脇の隙間から上がったのか、

あるいは乗り越えたのかはわからない。

 

そのまま様子を見ていると、

バリアを乗り越えるのも目撃できた。

 

このバリア、一定の効果はあるが、

まだ改良・改善の余地はありそう。

具体的には、

もっと高くするとか、脇の隙間をなくすとかだ。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

扇浦のウミガメ迷走防止バリア

土嚢のように3段に積み上げてある

 

同上

 

 

バリアの説明

Home – 小笠原海洋センター (bonin-ocean.net)

 

 

アオウミガメが

バリアより道路側に出ている様子

 

 

バリアに乗り上げて、

海側に行こうとしている様子

 

 

バリアの乗り越えて、

道路側に来ようとしている様子

 

 

 

 

 

 

参考:アオウミガメ

 

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その23「アオウミガメの日本最大の繁殖地だから」

 

ウミガメのウォッチングガイドライン(2004年・再編集版)

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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