小笠原マルベリー

硫黄島で野生化しているタヌキコマツナギ


 

概要

 

硫黄島で野生化している

タヌキコマツナギ(マメ科・外来種)

タヌキコマツナギ – Wikipedia

 

 

’23/4月に訪島した時に気づいた。

花も咲いていた。

花期は通年のよう(要調査)

 

生えていたのは樹林沿いの道端。

常緑多年草(小低木)だが、

茎ははって、つるのようになっていた。

 

硫黄島で野生化しているが、

父島ではまだ見たことがない。

(要調査)

 

 

 

 

和名

 

タヌキコマツナギは「狸駒繋ぎ」。

 

タヌキは

豆果に褐色の開出毛を密生させることからとある。

(要調査)

 

コマツナギは

茎が丈夫で馬をつなぐからという説、

葉が馬の好物で馬が離れないという説など。

(要調査)

 

コマツナギ – Wikipedia

 

 

 

 

 

現地の様子

 

茎が地上をはうように生えている

 

 

葉は羽状複葉、小葉は5~11ぐらい

 

茎から総状花序が立ち上がる

 

 

花は赤

 

花は蝶形花

赤5弁、おしべ10(9は癒着と1)、めしべ1

 

上側に目立つ旗弁1

下側は翼弁2(外)、竜骨弁2(内)

竜骨弁の中に、おしべ10、めしべ1

 

 

 

 

 

見るには

 

小笠原での分布は硫黄島のみ。

今のところ、父島では野生化していないはず。

 

硫黄島は観光では行けないので、

見ることはできない。

 

 

 

 

参考

 

硫黄島・南鳥島

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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