小笠原マルベリー

イソフジ開花確認(’24/9月中旬)


 

 

 

 

概要

 

’24/9月中旬、

イソフジ(マメ科・広域分布種)の開花確認。

 

海岸で黄花が目立つイソフジ

 

とはいっても、

まだごくわずかに咲き始めた程度。

 

咲いているところは、

探してやっと見つかる程度。

 

昨年は10月初旬に開花の記事を書いたが、

その前年は8月下旬に開花を見ていた。

 

イソフジ開花中・・大村海岸(’22/8月下旬)

 

防潮・防砂で並ぶイソフジ開花中(’23/10月初旬)

 

年によって、

開花の時期はややばらつきがあるのだろう。

 

いずれにせよ、

開花し始めると、花期はかなり長い。

 

1つの総状花序でも

下から上に順に咲くのでかなり長く咲いている。

 

花序ごとにも開花の時期はばらつきがある。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

イソフジ群落

パッと見ただけでは開花は分かりにくい

 

先端部でわずかに開花

 

 

花は黄花

 

花は5弁。

上向きの旗弁が目立つ

 

 

5弁は、

旗弁(上・1)、翼弁(下・2・外)、竜骨弁(下・2・内)

竜骨弁の内側でおしべ10、めしべ

 

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

確実に見られて、個体数も多いのが、大村海岸。

まちの宿のかたは散歩で行ける範囲。

 

ツアーで紹介することはあまりない。

うちのツアーではビジター駐車場が集合場所なので、

早めに来て見ていただきたい。

 

 

全ツアーメニュー

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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