小笠原マルベリー

ムニンヤツシロラン開花確認(’25/1月初旬)


 

概要

 

’’25/1月初旬、

ムニンヤツシロラン(ラン科・固有種)開花確認。

 

地味で目立たない腐生のムニンヤツシロラン

 

例年だと12月中には見られているのだが、

定番場所はいまだ見ていない状況。

 

ムニンヤツシロラン開花確認(’23/12月中旬)

 

しかし、ようやく見つけることができました。

これもSNSのおかげで、

島の方に教えていただきました。

感謝、感謝。

 

道沿いで数個体見られた。

場所は

巽道路終点からの指定ルート沿い。

入林パスが必要ルート(観光の方はガイドと)。

 

この場所が例年定番なのかは、

過去を知らないので、今後要調査。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

生えている場所

 

まさに道端に複数個体が出ていた

 

 

開花個体1

総状花序の先に

複数(10以下)の花をつける

 

開花個体2

 

 

花色は帯紫褐色、

花の先端部は黒褐色

 

花冠は鐘型、

萼片3と側花弁2が合着して筒状となっている

内部の下が唇弁1、上が蕊柱1

 

*蕊柱はおしべ・めしべが一体となったもので、

 白っぽいのが柱頭

 

 

まだ開花前の個体

 

同上拡大

 

 

 

 

 

見るには

 

巽道路終点からの指定ルート沿い。

入林パスが必要ルート。

(観光の方はガイドと)

 

場所を特定する情報は出さないが、

道路から500ⅿほど、時間にしても10-15分程度。

 

ここはツアーではあまり使わないルートで、

これだけを見に行くことになるだろう。

そうすると、

途中の展望地も含めて所要1時間ぐらいであろうか。

 

巽道路終点岩山ルート

 

リクエストがあれば、

森歩きで紹介は可能。

(時期としては1月中旬ぐらいまで)

 

 

森歩き

 

 

 

 

 

参考ブログ

 

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP