シロトベラ、オオミトベラの熟した果実(’25/1月中旬)
目次
概要
’25/1月中旬、
シロトベラ、オオミトベラの熟した果実を見た。
シロトベラは、
昨年は熟れた果実は見ていなかった。
オオミトベラは
昨年も同じころに見ている。
2025年は
同じ日に別な場所でそれぞれ確認できた。
ちなみに、
この2種はどちらもトベラ科固有種である。
種分化した近縁種でもある。
なので、
大きさの違いはあるが、果実もよく似ている。
なかの種子も粘着性で赤味を帯び、
種子だけ見ると同じようだった。
実際の様子
シロトベラ
果実
果実は
親指程度のサイズ(直径1.5-2㎝ぐらい)
ごく小ぶりな種子が10ぐらい入っている
種子には粘着性のものがついている
オオミトベラ
割れた果実
果実は和名(大実)の通り、
シロトベラより大きめ
ごく小さな種子で長径5㎜程度
種子は粘着性がついている
見るには
シロトベラ
シロトベラは林縁などでぽつぽつと生えているが、
意外と見つけづらい。
おもに森歩きツアーで紹介する。
リクエストいただきたい。
オオミトベラ
オオオミトベラは
乾性低木林内でわずかに生えている。
見つけるのは難しい。
果実は時期もあるので、見るのはさらに難しい。
夜明道路の道沿いでも1本は見られる。
あまり興味をひきにくい樹種なので、
めったに紹介はしていない。
種分化の話題となった時は
トベラ科植物で紹介することもある。
興味のある方はリクエスト願う。
おもに森歩きツアーで紹介する。
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