小笠原マルベリー

オオミトベラの熟した果実(’24/1月中旬)


 

概要

 

’24/1月中旬、

オオミトベラ(トベラ科・固有種)の果実が熟していた。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(39)オオミトベラ

 

以前から、

果実を2つつけている個体があった。

 

それがようやく熟したようで、

果実が3裂し、多数の種子がくっついていた。

 

種子は粘着性のものがついていて、

果実が割れても、すぐには落ちない。

 

内地のトベラでも同様なので、

トベラ科果実の特徴なのだろう。

トベラ (matsue-hana.com)

トベラ (ous.ac.jp)

森林総合研究所 九州支所/トベラ (affrc.go.jp)

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

果実をつけている個体

 

1つの花序に1つの果実をつける

 

果実は3裂する

3裂の1つずつに10以上の種子

 

赤い種子には粘着性のものがあり、

すぐには落ちない

 

 

ごく小さな種子で長径5㎜程度

 

 

 

見るには

 

オオオミトベラは

乾性低木林内でわずかに生えている。

見つけるのは難しい。

果実は時期もあるので、見るのはさらに難しい。

 

東平&初寝山(森歩き)

 

夜明道路の道沿いでも1本は見られる。

 

あまり興味をひきにくい樹種なので、

めったに紹介はしていない。

種分化の話題となった時は

トベラ科植物で紹介することもある。

 

興味のある方はリクエスト願う。

おもに森歩きツアーで紹介する。

 

森歩き

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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