チョウマメ(蝶豆)の花
目次
概要
’20/5月中旬、集落の庭先で、
チョウマメ(マメ科・外来種)の花が咲いていた。
本種は
花茶や染料としても利用されているよう。
和名・英名
チョウマメは「蝶豆」と書く。
見た目のとおりで、
花をチョウに見立てたのであろう。
英語では「Butterfly pea」」。
和名と同じ。
学名からは
クリトリア・テルナテアトとも言われている。
属名のクリトリア、
女性の性器クリトリスからの由来のよう。
よく見ると、なんとなく似ているだろうか?
実際の様子
つる性植物
花はマメ科らしい蝶形花
この花は青だが、
品種によっては他の色もあるよう
花は5弁、おしべ10(9は癒着と1)、めしべ1
下に大きく広がっているのが旗弁1
上の小さいのは二重構造で、
外に翼弁2,内に竜骨弁2
竜骨弁の内部に
おしべ10(9は癒着と1)とめしべ1がある
この写真のは
翼弁がまだ閉じている
花を中央部で割ると、
翼弁2,竜骨弁2、
おしべ10(9は癒着と1)とめしべ1
葉は羽状複葉
小葉は丸っこい
多数の果実(莢)
形はインゲンマメのよう
未熟のうちは食用になるよう
見るには?
本種は外来種で、
集落の植栽の場所で生えています。
野生化はしていないと思います。
それゆえ、あまり見る機会はありません。
ツアーで紹介することもほぼありません。
参考
前の記事へ
次の記事へ