小笠原マルベリー

トキワイヌビワとオオトキワイヌビワの見分け

 

 

 

概要

 

トキワイヌビワとオオトキワイヌビワは、

自生のクワ科イチジク属2種。

どちらも固有種とされる。

 

祖先種(イヌビワ)から、

オオヤマイチジクとともに、種分化したものと考えられる。

untitled

 

(さらにオオトキワを別種とする示唆もある)

学位論文要旨詳細

 

なお、

父島ではオオヤマイチジクは自生していない。

 

トキワイヌビワとオオトキワイヌビワは、

よく似ている。

それぞれの種の特徴が、他の種にも出たりして、

紛らわしい個体もあるようだ。

 

研究者の発表によると、

遺伝的差異がほぼないようでもある。

そのため同種とみなす見解もある。

 

25650129 研究成果報告書

トキワイヌビワとオオトキワイヌビワは本当に別種なのか〜 | JT生命誌研究館

216193b.pdf

19570225 研究成果報告書

 

 

この記事では、

別種として、見分け方を紹介する。

(前述のように、絶対的なものではない)

 

参考程度にしていただきたい。

 

では、現実問題、

この2種は同種とする見解がいいのだろうか?

 

 

 

 

 

 

見分け方

 

 

オオトキワイヌビワとトキワイヌビワはよく似ている。

見分け方のポイントを紹介する。

 

 

 

オオトキワイヌビワ

トキワイヌビワ
樹形

分枝が少ないあるいは単枝

株立ち状
樹高

せいぜい2-3m

2-3m以上もある
托葉

ほぼ分からない

ある、目立つ
果実

壷型楕円形・

トキワよりやや大きい

球形・

オオトキワより小ぶり

     

 

 

夜明・湾岸道路での自生植物(83)オオトキワイヌビワ

 

 

夜明・湾岸道路での自生植物(84)トキワイヌビワ

 

 

 

 

 

 

果実と托葉の様子

 

 

 

オオトキワイヌビワ

果実がつぼ型楕円形

托葉がほぼない

 

トキワイヌビワ

果実は球形

托葉がはっきり残る

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

父島の山地で見られる。

低木性で目立たない樹種である。

 

目立たない樹種なので、

ツアーで紹介することはかなり少ない。

 

興味のある方はリクエストいただきたい。

森歩きで紹介はできる。

 

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