小笠原マルベリー

黄色で大きなアリアケカズラ(アラマンダ)花


 

黄色で大きなアリアケカズラ(アラマンダ)花

 

概要

 

生け垣に植栽されているアリアケカズラ(キョウチクトウ科・外来種)

属名からアラマンダともいわれています。

 

ここのは正確な品種までは分かりませんが、

アラマンダ・カタルティカであろうかと思います。

 

黄色く大きな花がよく目立っています。

花は夏にひときわ多いように感じます。

 

一部では、植栽から野生化しているところもあります。

 

和名にカズラやツルとつく植物は普通つる性です。

科は種によって違います。

アリアケカズラはキョウチクトウ科です。

ヤハズカズラやローレルカズラはキツネノマゴ科です。

ツルアダンはタコノキ科です。

 

 

 

 

和名

 

アリアケカズラは「有明葛」です。

つる性なので、カズラ(葛)はわかりやすいのですが、

アリアケ(有明)は語源がはっきりしません。

 

一般的には

月が残りながらの夜明や広く夜明を指します。

また地名にもいくつかあります。

 

 

 

 

花と葉

 

花はかなり大柄な黄色で、漏斗状で先端は5裂。

 

おしべ5、めしべ1は、花冠の付け根のところについています。

花が咲いている状態だと

おしべ・めしべは花冠の付け根でまったく分からない状態です。

 

落花を見ると、それなりにはっきりおしべ・めしべが分かります。

 

葉は輪生状についています。

 

 

見るには?

 

人家のフェンスにはわせて、

生け垣のようにになっているところがあります。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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