総包葉にくるまれるハスノハギリの果実
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総包葉にくるまれるハスノハギリの果実
10月以降、
ハスノハギリ(ハスノハギリ科・広域分布種)は果期となっています。
果実
果実は二重構造で
果実の外が総苞葉にくるまれています。
総苞葉は果実をすっぽりとくるんではいますが、
下側だけ少しあいています。
総包葉と果実は付け根の部分でくっついています。
総苞葉は徐々に色が変わって、
最後は黒ずんで腐ったようになっていきます。
総苞葉が赤くなっているのは、ふつう、落果したあとです。
果実は外側の皮の部分と果実とに分離します。
外の皮をめくると種が出てきます。
種です。
この部分が、地上部でずっと残り、実生となってでくくるのでしょう。
海流散布で長旅するのもこの部分でしょうね。
ツアーでは
ハスノハギリは海岸性樹木です。
浜辺に出るとたいがいの場所で生えています。
島内観光や森のツアーでは海岸植物も紹介しています。
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