奄美大島、豊予、父島・・同時期に設置された要塞
目次
概要
奄美大島、豊予、父島、膨湖島の4つの要塞は
要塞整理要領に基づき、大正末期の同時期に設置されたものです。
(澎湖島は明治時代にも要塞設置)
奄美大島は南部の瀬戸内町や加計呂麻島のあたりです。
豊予は豊予海峡のあたりで、大分と愛媛にまたがります。
澎湖島は台湾にあります。
国内の3つの要塞だったところには
現在でも戦跡が多数残っています。
その中で、おもに奄美大島と豊予について、
公開して見学できる戦跡のいくつかを紹介します。
豊予要塞
愛媛県側 佐田岬穹窖砲台
大分県 関崎砲台
大分県 丹賀砲台
鶴見崎砲台 観測所
仙崎砲台
奄美大島要塞
瀬戸内 手安弾薬本庫
瀬戸内 陸軍西古見砲台 観測所
加計呂麻島 吞之浦 震用隊壕とレプリカの艇
作家・島尾敏雄氏は吞之浦の隊長だった方です。
その場所に彼の文学碑もあります。
加計呂麻島 三浦 海軍艦艇給水用ダム
父島
3要塞の連携について
この3つの要塞については現在、
特に連携したつながりはありません。
コロナ禍が過ぎたあと、今後、なにかできるといいと思っています。
まずはそれぞれの情報交換・交流から。
メンバーは自治体関係者や戦跡にからむ民間団体、個人、ガイドさんなどで。
できれば、それぞれの地を訪ねる視察会を企画し、
そこでの交流がいいかと思います。
さらには
シンポジウムや交流ツアーなどもできるいいですね。
まずは自治体の関係者が動いてくれればいいなと思っています。
いかがでしょう?
小笠原村は地元なので、僕が働きかけられます。
奄美大島瀬戸内町にも実務担当者と面識はありますが、
豊予は大分も愛媛も面識のある人がいません。
いい方向で進ませたいものです。
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