小笠原マルベリー

「水戸維新 近代日本はかくして創られた」(マイケル・ソントン)


 

水戸維新 近代日本はかくして創られた」(マイケル・ソントン)

 

概要

 

2021年2月発行、

水戸維新 近代日本はかくして創られた」(マイケル・ソントン)

 

水戸維新 | マイケル・ソントン著 | 書籍 | PHP研究所

ハーバード歴史博士による『水戸維新』、日本語版が先行出版へ | GLOBIS 知見録

 

この本では、江戸時代の水戸藩の重要人物6人に焦点を絞り、

各章ごとに生涯を描いています。

 

その人物とは、

徳川光圀、立原翠軒、会沢正志斎、藤田東湖、徳川斉昭、徳川慶喜です。

徳川家の3人はほぼ誰でもわかるかと思います。

 

ただし、他の3人はそこまで有名ではありません。

僕も、立原翠軒、会沢正志斎、藤田東湖についてはここで学びました。

 

彼らの思想・行動に影響を受けた人は数知れず。

残念ながら、本家の茨城・水戸では花開きませんでした。

しかし、影響を受けた人たちにより、

明治維新につながり、明治を支えた人たちにつながっていきました。

 

薩長はもちろん、大河ドラマで話題の渋沢栄一、

さらに、新渡戸稲造、内村鑑三、松下幸之助などもです。

(ドラマ水戸黄門はパナソニックがスポンサーでした。)

 

戦前の「教育勅語」も水戸の思想が影響しています。

 

水戸の思想が

明治からの日本を作ったといっても過言でもないかもしれません。

 

その思想については、

僕の解説で誤解があるといけないので、本文を読んで理解してください。

 

付記には水戸歴史紀行として

本書にかかわりのある東京や水戸などの地が紹介されています。

 

 

目次

序章 育まれた“変革の原動力”

 

第一章 水戸藩 全国に影響を及ぼすことができた理由

 

第二章 徳川光圀 “維新の源泉”となった『大日本史』の誕生

 

第三章 立原翠軒 「学問」と「政治」を融合しての変革

 

第四章 会沢正志斎 近代における「日本国家」を定義

 

第五章 藤田東湖 「水戸の改革」から「日本の改造」へ

 

第六章 徳川斉昭 近代日本の針路を指し示した“ビジョン”

 

第七章 徳川慶喜 新しい時代に埋め込まれた「水戸の価値観」

 

終章 近現代への影響 それは、リーダーたちに継承された

 

 

 

参考資料

 

水戸のまちなかで歴史を感じる(2020年11月訪問)

 

水戸にも行かないのに「吉原殿中」

 

水戸市・茨城県庁25階展望ロビー(2020年11月訪問)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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