小笠原マルベリー

葉鞘が反り返ってのびるノヤシ


 

 

概要

 

かなり前から倒れかけていたノヤシ(ヤシ科・固有種)。

樹高は3mぐらいでした

 

夜明・湾岸道路での自生植物(22)ノヤシ

 

その後、倒れてしまいました。

倒れてダメかと思っていたのですが、

根がついているようで、その後も生き延びています。

 

最近(’21/10)見たこところ、

葉鞘のあたりから、上に反り返っています。

 

そのため、葉鞘の上のほうはしっかり上を向いて、

葉は横に広がっています。

 

葉の部分の高さは

まだ若木ぐらいしかありません。

 

でも、これなら、

これからも生き延びていくでしょうね。

 

こういう樹木を見ると、

僕らもめげすに頑張らなくてはと思いますね。

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

倒れている全景

 

根の部分がちゃんとついているようです

 

幹と葉鞘の境のあたりからそっています

 

幹上部と葉鞘部拡大

 

 

 

 

 

似た現象

 

幹が直角に曲がったタコノキ

 

 

横倒しになっても生き延びる直角タコノキ

 

 

幹のところで直角に曲がるオガサワラビロウ

 

幹が直角に曲がるオガサワラビロウ

 

 

 

 

見るには?

 

この個体は東平のルート沿いです。

 

東平&初寝山(森歩き)

 

このルートは入林パスが必要なため、観光の方はガイドツアーでどうぞ。

 森歩きで入ります。

 

森歩き

 

 

 

訃報

 

’22/1月中旬、枯れていました。

残念です。

 

枯れてしまったので、

この記事の続編はありません。

これにて。

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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