小港ロータリーのベンガルボダイジュ
目次
小港ロータリーのベンガルボダイジュ
概要
小港のロータリーには
ベンガルボダイジュ(クワ科・外来種)がしげっています。
まるでシンボルツリーのようです。
この個体は
道路が整備されたときに植栽されたものと思います。
したがって、樹齢もまだ50年もたたないと思います。
この仲間(クワ科イチジク属)は気根が多数垂れるものがあり、
独特の樹形になります。
小笠原で植栽の樹木で、同じ属は、
ガジュマル、インドボダイジュ、インドゴムノキ、アコウなどです。
いずれも気根が垂れます。
自生種で同じ属は
オオヤマイチジク、トキワイヌビワ、オオトキワイヌビワなどです。
この3種は固有種です。こちらは気根が垂れないです。
和名
ベンガルボダイジュは「ベンガル菩提樹」です。
ベンガル(原産あるいは自生)のボダイジュ(菩提樹)という意味です。
菩提というのは悟りを開いた状態ということです。
釈迦は、木の下で悟りを開いて仏陀となりました。
悟りを開いた場所の木が菩提樹です。
インドボダイジュ(印度菩提樹)だったということです。
実際の様子
ロータリー全景
幹の部分
気根がたどりつき、幹と同化
木登りもしやすい木
枝から多数の気根
葉は常緑で大きめ
葉は広卵形
主脈が中央にあり、そこから側脈が両側に斜めにのびる
裏面は表面に比べ色がやや薄い
見るには?
わかりやすいのは
小港ロータリー、亜熱帯農業センター展示園、
大神山公園お祭り広場などです。
ツアーで立ち寄ることがあります。
前の記事へ
次の記事へ