コヘラナレンの舌状花数は5ですが・・
目次
概要
’21/11月中旬、
コヘラナレン(キク科・固有種)は花をつけています。
list_ESPA20210401.pdf (vill.ogasawara.tokyo.jp)
旭山南峰の自生地は、
みなネットで保護された状態です。
これは
ノヤギ、クマネズミなどからの食害をふせぐためです。
ネットで写真は撮りにくいのですが、
ぎりぎりまで近づいて観察してみました。
本種の花は頭花で舌状花が5つです。
しかし、よく見ると、6や7もあありました。
同じ株の中で
異なる舌状花数のものが混在しています。
こういうことは
ちょっとした変異でよくあることなのでしょうか?
離弁花で弁数が違っていたり、合弁花で裂数が違うことは
時々見つけます。
なので、
本種もよくあることかなとは思いました。
実際の事例
ネットに近づいた状態。
ズーム機能を使わないと、
ネットがうつってしまうし、あまり寄れません。
ズームを使えば、ネットが写らないように撮れます。
舌状花5が基本
舌状花6
左上舌状花5 中央舌状花7
見るには?
旭山南峰ルート沿いにあります。
自由に歩けるルートです。
ツアーでは何峰はあまり行かないのですが、
リクエストいただければ行きます。
特にコヘラナレンの場所は分岐からすぐなので、
途中で寄り道もできます。
旭山は森歩きツアーで訪れます。
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