2度目の花期を迎えるテリハボク(’21/11月下旬)
目次
概要
海岸性の代表的な高木樹木の1つ、テリハボク。
花期は普通7月ごろです。
それが今年(’21)は
この11月ごろにまた盛んに花をつけています。
父島だけではなく、母島でも同様でした。
7月に咲いていないわけではなく、
2度目のようです。
その証拠に、
若い青い果実がついています。
これは夏に咲いたあとにできたものですからね。
何が花を咲かせるスイッチとなったでしょうか?
ふつうは大きな環境変化です。
そうすると考えられるのは台風ですね。
今年は暴風域に入った台風がありました。
そのせいでしょうか?
2度咲きすること、
この樹種に限らず、こういうことはたまに見られます。
実際の様子
遠目でも白っぽく見えて、花がついているのがわかります
近くで花を見ると、白花で、
多数のおしべのオレンジ色も目立ちます
7月ごろの花は青い果実となっています
まだ熟れていません
オレンジ色の多数のおしべとめしべ1
花弁4と萼片4は同じ色
花弁4は大き目で同じ形
萼片4は小2、大2ずつ
見るには?
テリハボクは
おおむねどこの海岸でも生えています。
海岸に近い道沿いにも生えているところもあります。
ツアーでは
浜辺にいったときに紹介することもあります。
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