小笠原マルベリー

ムニンセンニンソウの花は各所で(’22/9月下旬)


 

概要

 

’22/9月下旬、

ムニンセンニンソウ(キンポウゲ科・固有種)の花が

各所で見られるようになっています。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(9)ムニンセンニンソウ

 

花期は年によってばらつきがありますが、

8月後半から10月前半ぐらいまでで。

 

つる性のため、

ふつうは何かにからんで生えています。

 

普段は目立たない樹種ですが、

花期になると、大柄な白花が目立ちます。

 

花数も多いので、

かなり遠目でも、白い花が目立ちます。

 

道沿いで花が見られるところもあります。

 

こんなに大きな花なのに、花弁はなくて、

目立つのは萼片というのも不思議ですね。

 

萼片が花弁のような花、ムニンセンニンソウ

 

おしべとめしべもどちらも多数で、

これもよく見ない区別が難しいです。

 

パット見は普通の花ですが、

よく見ると変わった形の花なのです。

 

 

 

 

 

 

花の様子

 

 

中央山

山頂の岩場ではって生えています

 

同上

 

亜熱帯農業センターの展示

パイプに這わせています

 

 

 

 

見るには?

 

花が盛りの時期には

夜明道路沿いなどで、各所で白花が目立つのですぐわかります。

 

つる性のため、

他の樹上にからんで、そこに花をつけます。

 

ツアーではおもに森歩きで紹介しています。

 

景観ツアーで紹介することも可能ですので、

リクエストしてください。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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