シマツレサギ開花(’23/2月中旬)
目次
概要
’23/2月中旬、
シマツレサギ(ラン科・固有種)が開花していた。
開花のタイミングは、
昨年と同じぐらいかと思う。
まだ開花の初期なので、
つぼみのものが大部分である。
これから開花が進んでくるだろう。
東平では道沿いで見られるので、
開花個体はぜひ香りもかいでいただきたい。
ほんのり芳香がある。
この時期は花粉症の方も多いので、
そういう方は
香りが分かりにくいかもしれない。
余談だが、小笠原にはスギはない。
スギ花粉症の方には天国である。
僕もまさにそう。
開花の様子
開花していた個体
花序の一番下部が開花
まだほとんどはつぼみ
開花した花冠
花冠後部の距が長い
蜜をためる場所のよう
花被片6(唇弁1・花弁2あわせて3、萼片3)
花被片6は、
下向きの中央が唇弁1、斜め下向きの両側が側萼片2、
上向きの外側(白)が背萼片1,内側(黄色)が側花弁2
側花弁のさらに内側に蕊柱2
蕊柱2 拡大
見るには?
東平でわりとまとまって生えている。
ここは森歩きのツアーで訪れる。
南部の千尋岩ルートもわずかに見られる。
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