小笠原マルベリー

トキワガマズミ、赤味を帯びた果実


 

 

概要

 

’23/3月下旬、

トキワガマズミ(レンプクソウ科・固有種)の果実を見つけた。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(68)トキワガマズミ

 

トキワガマズミは開花個体が限られるので、

果実を見ることもかなり少なめ。

 

果実(核果)は

こぶりで、赤味を帯びている。

核果 – Wikipedia

 

花期は前年4-5月ごろで、

時間をかけて赤熟させるのが分かる。

 

この3月、

すでにつぼみをつけ始めていた。

 

シロテツ、トキワガマズミ開花中(’22/4月中旬)

 

こういう核果は鳥散布タイプであろう。

 

分布は父島、兄島、北硫黄島で、

かたよりがあるのが不思議。

飛翔できる鳥散布ゆえか、

北硫黄島も有人島だったので、人為の影響があるか?

さてどう鵜であろうか?

(要調査)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果実

 

 

赤味を帯びた果実

 

やや扁平で縦長の楕円形(1㎝以下ぐらい)

 

同上拡大

 

別な果実

 

 

 

 

 

見るには?

 

夜明道路沿いにわずかにあるが、

見つけるのがかなり難しい。

 

父島では東平が見やすい場所。

このルートは入林パスがいるので、

観光の方はがガイドツアーで歩くことになる。

 

 

東平は森歩きで訪れる定番ルート。

半日でも一日でも訪れます。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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