高射砲砲架にはめられているブリジストンタイヤ
目次
概要
小笠原の壕の中には、
陸軍高射砲がいくつか残る。
ほとんど七糎野戦高射砲と思われる。
ただし、
八八式かどうかははっきりしないものもある。
これら高射砲は
移動式なので、砲架にタイヤがつく。
タイヤのメーカーはいくつかある。
なかには、
ブリジストンとわかるものもある。
洲崎の壕の中にあるものは
ブリジストンとはっきりわかる。
日の当たらない壕の中にあるせいか、
80年近く経っているとは思えないぐらい。
この記事ではここのタイヤを紹介する。
ブリジストン
ブリジストンの創業者が石橋氏なのはあまりにも有名。
社名にもあらわれている。
すなわち、BRIDGE (橋) STONE(石)。
石橋を逆にしている。
会社は
19831年、「ブリジストンタイヤ」として設立。
戦時中は「日本タイヤ」だった。
株式会社ブリヂストン 企業サイト (bridgestone.co.jp)
沿革 | 株式会社ブリヂストン (bridgestone.co.jp)
ロゴマークは
設立当時から使われていたようだ。
キーストンマークというようだ。
ブランド | 株式会社ブリヂストン (bridgestone.co.jp)
ニュースリリース | 株式会社ブリヂストン (bridgestone.co.jp)
現地の様子
高射砲の砲架
タイヤ全景
英語で、「BRIDGESTONE(大文字)」
BSロゴマーク
同上 拡大
タイヤの溝パターン(菱形)
見るには
戦時中のブリジストンタイヤは
複数箇所で見られる。
ガイドできるのは、
千尋岩コース中の軍用車のタイヤと、
夜明山の高射砲のタイヤぐらい。
洲崎はガイドしていない。
見たい方はリクエストいただきたい。
千尋岩か戦跡ツアーで。
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