小笠原マルベリー

急降下爆撃機カーチス・ライト社 SB2C Helldiver(ヘルダイバー)


 

概要

 

戦時中、

撃墜され墜落したと思われる米軍機の残骸です。

 

急降下爆撃機カーチス・ライト社SB2Cヘルダイバーです。

米海軍で運用された艦上爆撃機です。

 

SB2Cは

Scout Bomber(偵察爆撃機)、 2(2代目)、 C(カーチス社の社番)です。

愛称のヘルダイバー(Helldiver)は、

カイツブリ(鳥類)のことだそうです。

 

ヘルダイバーは、

乗員2名、全長11.28M・全幅15.14M・全高5.15Mで、

主翼は折りたたみ式です。

SB2C (航空機) – Wikipedia

 

この飛行機は、境浦の旧道沿いにあり、

車道からも5分ほどです。

海に落ちる崖のぎりぎりすぐ上にあります。

 

墜落したときの情報はほとんど知られておりません。

少なくとも、僕にはありません。

 

撃墜後の墜落機体ゆえ、

まったく原型はありません。

 

 

残骸はごく近い所に3ヵ所に分かれています。

上から左翼部分、中央部のフレーム、右翼部分です。

 

左翼部分は車輪も残っています。

かつてはタイヤもまだ分かったのですが、

今ではわからなくなってしまいました。

艦上機のタイプなので翼が折れる部分があります。

 

<浜辺の残るエンジン>

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

<動画>

 

 

左翼部分

 

左翼部分の車輪

 

右翼部分

 

 

中央部フレーム

 

エンジンは海辺に落ちています。

かなり砂に埋まりわかりにくくなっています。

 

浜辺にかろうじて残るヘルダイバー・エンジン

 

 

 

 

 

 

 

米軍機の残骸

 

父島に残る米軍機の残骸は僕が知っているのは3ヵ所。

いずれも似たような状況で、

残るのものはごく一部です。

 

うち2ヵ所は訪問可能ですが、

このヘルダイバーが近いので、見る回数も多いです。

 

もう1ヵ所のマスタングはやや遠いので、

半日ツアーではまず行きません。

一日コースでは可能です。

 

ノースアメリカンP-51D マスタング(P-51D Mustang)残骸

 

アベンジャーはルート外なので、

案内できません。

 

ゼネラル・モーターズTBMアベンジャー(GM TBM Avenger)残骸

 

僕は戦跡マニアですが飛行機マニアではないので、

これだけ見てもさほど面白くは感じません。

 

ツアーの初めのアンケートでは

興味を引く戦跡に飛行機残骸に○を付ける人わりと多いです。

 

残っているの主翼の一部なので実際はこんな程度です。

参考にして下さい。

 

 

 

 

 

ツアーでは

 

戦跡ツアーではほぼ定番となっています。

半日でも一日でも見学できます。

 

戦跡ツアー

 

小笠原・父島の戦跡

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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