「知っていますか、日本の島」(下條正男、照屋健吉、田中弘之、児玉泰子)
目次
概要
2002年発行、
「知っていますか、日本の島」
(下條正男、照屋健吉、田中弘之、児玉泰子)。
知っていますか、日本の島 / – 紀伊國屋書店ウェブストア|
(出版元のサイトからは検索できず)
ページ数は140ページほど。
すぐ読み終えられる。
対象となるのは
竹島、尖閣諸島、小笠原諸島、北方領土の4地域の島。
4人の著者が
それぞれの地域を1つずつ担当する。
それぞれの地域の専門家である。
小笠原以外の地域は、
他国との係争・交渉の場となっている。
竹島は対韓国、尖閣は対中・台、
北方領土は対ロシア。
いずれも解決が困難な問題である。
2023年時点で
すでに発行から20年以上を経ているが、
何ら解決の糸口さえ見えていない。
それとは違う視点でいうと、
行くことが可能であれば、上陸して見たい。
目次
第1章 竹島の現状と日韓の主張
発端となったサンフランシスコ講話条約
正確に読めていない文献 ほか
第2章 尖閣諸島の歴史的経過と現状
尖閣諸島の歴史的経緯
沖縄のアメリカ軍駐留と尖閣諸島 ほか
第3章 小笠原諸島はなぜ日本の領土か
ユニークな島・小笠原
江戸幕府の対処
第4章 写真でみる北方領土案内
北方領土の現在
島民感情の現在
参考:小笠原の島名
3章の著者・田中氏は、
島名の由来は小笠原貞任偽文書説を取っている。
(86-87ページ)
参考:北方領土
’23/5月道東に行った際、
北方領土を遠望した。
遠望といっても、
簡単に行けそうなぐらい近く見える。
何ともならないのだろう、
もどかしい。
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