小笠原マルベリー

ムニンシャシャンボ複数箇所で開花(’23/12月下旬)


 

 

概要

 

’23/12月下旬、

ムニンシャシャンボ(ツツジ科・固有種)が、

複数箇所で開花していた。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(26)ムニンシャシャンボ

 

まだ咲き始めではあるが、

気づいた場所は長崎、初寝山、中央山など。

 

昨年の記事を見ると、

年末ぐらいには、開花しているのがあったよう。

 

ムニンシャシャンボが各所で開花中(’23/1月中旬)

 

ということで、

開花はそれほど早いわけではなさそう。

 

これから順次咲き始めて、

1-2月には盛んに咲き出すだろう。

 

この花は先が細めの筒状で、

内部のおしべ10・めしべ1があまりよく見えない。

花被片を裂いてみると、それがはっきりわかる。

 

 

 

 

開花の様子

 

 

長崎付近の個体

 

まだつぼみの花序が多い

 

開花していた花序

 

花冠は基部が広く、先が細めの筒状

 

 

花冠先端は浅く5裂で、星形に見える

中にはおしべ10,めしべ1

 

同上拡大

中央部がめしべ1、まわりの黄色っぽいのがおしべ10

 

 

花冠を裂いた断面

 

 

同上拡大

中央部にめしべ1、まわりにおしべ10

 

 

 

 

 

見るには

 

おもに低木性のエリアで生えている。

 

旭山、中央山、電信山など、

自由に歩ける歩道でも見られる。

 

フィールド紹介

 

花期には各種ツアーで紹介する。

芳香も楽しんでいただきたい。

 

全ツアーメニュー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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