オオミトベラの熟した果実(’24/1月中旬)
目次
概要
’24/1月中旬、
オオミトベラ(トベラ科・固有種)の果実が熟していた。
以前から、
果実を2つつけている個体があった。
それがようやく熟したようで、
果実が3裂し、多数の種子がくっついていた。
種子は粘着性のものがついていて、
果実が割れても、すぐには落ちない。
内地のトベラでも同様なので、
トベラ科果実の特徴なのだろう。
森林総合研究所 九州支所/トベラ (affrc.go.jp)
現地の様子
果実をつけている個体
1つの花序に1つの果実をつける
果実は3裂する
3裂の1つずつに10以上の種子
赤い種子には粘着性のものがあり、
すぐには落ちない
ごく小さな種子で長径5㎜程度
見るには
オオオミトベラは
乾性低木林内でわずかに生えている。
見つけるのは難しい。
果実は時期もあるので、見るのはさらに難しい。
夜明道路の道沿いでも1本は見られる。
あまり興味をひきにくい樹種なので、
めったに紹介はしていない。
種分化の話題となった時は
トベラ科植物で紹介することもある。
興味のある方はリクエスト願う。
おもに森歩きツアーで紹介する。
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