小笠原マルベリー

シマクワズイモの花(’24/3月中旬)


 

 

概要

 

各所で野生化している

シマクワズイモ(サトイモ科・外来種)。

 

仏炎苞にくるまれたシマクワズイモの花

 

’24/3月中旬、

北袋沢の群落で開花を確認した。

 

花は、

仏炎苞(苞葉)にくるまれた独特の形。

ただし、

葉が大きいので、それほど目立たない。

 

本種は、山中にも野生化群落がある。

そういう場所は、

戦前に人の手が入っていたような場所。

 

用途として、

毒草で食用ではない。

鑑賞用(観葉)の栽培であったろうか?

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

北袋沢の群落

 

葉柄は30-40cmほどのびている

この場所の草丈は50cm以下程度だが、

1mぐらいになるところもあるよう

 

 

葉の形は心形

葉脈が主脈から放射状に出ている

表面はややつやがある

 

 

茎の中心付近で花茎をのばす

花序は肉穂花序

 

外をくるむの葉のようなものが仏炎苞(苞葉)

その中にある薄黄緑の肉穂花序が花の部分

 

 

花は、上が雄花、下が雌花

 

 

 

見るには?

 

シマクワズイモは

山中に野生化しているところが複数ある。

ただし、

花をつけるところを見るのはかなり少ない。

 

北袋沢では昨年も花をつけていた。

この場所は

千尋岩コースの入り口付近。

 

各種ツアーで立ち寄れるので、

見たい方はリクエストを。

 

全ツアーメニュー

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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