急降下爆撃機カーチス・ライト社 SB2C Helldiver(ヘルダイバー)
目次
概要
戦時中、
撃墜され墜落したと思われる米軍機の残骸です。
急降下爆撃機カーチス・ライト社SB2Cヘルダイバーです。
米海軍で運用された艦上爆撃機です。
SB2Cは
Scout Bomber(偵察爆撃機)、 2(2代目)、 C(カーチス社の社番)です。
愛称のヘルダイバー(Helldiver)は、
カイツブリ(鳥類)のことだそうです。
ヘルダイバーは、
乗員2名、全長11.28M・全幅15.14M・全高5.15Mで、
主翼は折りたたみ式です。
この飛行機は、境浦の旧道沿いにあり、
車道からも5分ほどです。
海に落ちる崖のぎりぎりすぐ上にあります。
墜落したときの情報はほとんど知られておりません。
少なくとも、僕にはありません。
撃墜後の墜落機体ゆえ、
まったく原型はありません。
残骸はごく近い所に3ヵ所に分かれています。
上から左翼部分、中央部のフレーム、右翼部分です。
左翼部分は車輪も残っています。
かつてはタイヤもまだ分かったのですが、
今ではわからなくなってしまいました。
艦上機のタイプなので翼が折れる部分があります。
<浜辺の残るエンジン>
実際の様子
<動画>
左翼部分
左翼部分の車輪
右翼部分
中央部フレーム
エンジンは海辺に落ちています。
かなり砂に埋まりわかりにくくなっています。
米軍機の残骸
父島に残る米軍機の残骸は僕が知っているのは3ヵ所。
いずれも似たような状況で、
残るのものはごく一部です。
うち2ヵ所は訪問可能ですが、
このヘルダイバーが近いので、見る回数も多いです。
もう1ヵ所のマスタングはやや遠いので、
半日ツアーではまず行きません。
一日コースでは可能です。
アベンジャーはルート外なので、
案内できません。
僕は戦跡マニアですが飛行機マニアではないので、
これだけ見てもさほど面白くは感じません。
ツアーの初めのアンケートでは
興味を引く戦跡に飛行機残骸に○を付ける人わりと多いです。
残っているの主翼の一部なので実際はこんな程度です。
参考にして下さい。
ツアーでは
戦跡ツアーではほぼ定番となっています。
半日でも一日でも見学できます。
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