小笠原マルベリー

トヨタの軍用車残骸


 

 

 

概要

 

千尋岩ルート上には、

数台の軍用車残骸が残っています。

 

ここで紹介するのは

ふもとから歩いて最初に見られるものです。

このあたりのルート上の草刈りをしたので、

ここも草刈りして残骸が見えるようにしました。

 

トヨタ製の軍用車です。

資料から、

一式4×2豊田式トラック(一式四輪自動貨車)

と推定しました。

 

 

エンジンに付随するギア部品に

トヨタマークがある。

 

トヨタマーク入り自動車エンジン部品

 

トヨタ・ニッサン軍用車のエンジンにつくマーク

 

 

残骸として残っているのは

エンジン、前・後輪タイヤ、シャフト、バンパー、ハンドル程度です。

車体や荷台はまったくありません。

 

エンジンはガソリン水冷6気筒、L型ヘッドです。

 

残骸のタイヤ見る限りは、

右前のタイヤがすり減ってパンクしている状態です。

 

そのため

ここで置き去りになったのかなと想定しています。

 

 

 

 

 

日産の軍用車

 

このルート沿いには

日産の軍用車も1台残っています。

 

ニッサン(日産)の軍用車残骸

 

 

 

 

見るには

 

千尋岩ツアーでは、

計4台の軍用車残骸を見ることができます。

 

しかしこのエリア以外には残っていないので、

他のツアー(戦跡、森、観光など)では

見ることができません。

 

軍用車に興味があって、健脚の方は、

千尋岩コースにお申し込み下さい。

 

千尋岩(ハートロック)コース

 

このコースでは

陸軍電波警戒機残骸も見られます。

それもここならではです。

 

陸軍衝立山対空監視哨・電波警戒機乙

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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