きのこ2種(シママンネンタケとベニナギナタタケ)
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きのこ2種(シママンネンタケとベニナギナタタケ)
枯れ木のタイプのシママンネンタケと地上性のベニナギナタタケ。
それぞれ出る場所や出ている期間も違います。
シママンネンタケはかたいきのこなので、
一度出ると、長期にわたって枯れ木についています。
ベニナギナタタケは、しばらくすると、しおれてしまうようです。
シママンネンタケ
サルノコシカケの仲間で、本種も漢方の霊芝として使われるようです。
シママンネンタケは、漢字で書くと「島万年茸」です。
本種は枯れ木に出るタイプです。
小笠原では、オガサワラビロウの枯れ木でしか見たことがありません。
傘の上側は茶色で、下側は白色です。
大きなきのこなので出ているとすぐに気づきます。
断面もかなり厚みがあります。
また、かたいきのこなので、発生すると、長期間ついています。
ベニナギナタタケ
地上性のきのこ。
ごくまれに出ているのに気がつくタイプ。
漢字で書くと「紅薙刀茸」。
形から薙刀に見立てたのでしょう。
ベニナギナタタケとしましたが、自信はありません。
白や黄色の色違いで、同じようなタイプのきのこが出ることもあります。
それぞれ別種なのかもよく分かりません。
地上から5cm以下程度で、ひょろっとのびています。
きちんと足元見ていないと、気づかず、踏みつけてしまうこともあります。
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