海軍小港平射砲台(小港岬)・・十四糎砲残骸
目次
概要
小港岬というよりは、
コペペ壕といった方がわかりやすいでしょう。
道路から軍道を300Mほど(徒歩10分程度)。
道路から近い北側から順に、
機銃壕、1番砲台、観測所、2番砲台となっています。
それぞれの壕は独立していて、
入り口と銃眼となっています。
連結する中でのつながりはありません。
観測所だけ、入り口が2ヵ所となっています。
機関砲壕は入り口がかなり低く、入りにくいです。
中で2手に分かれ、機関砲が2門あったと思われます。
砲台2と観測所はほぼ西向きです。
2番砲台のみ、十四糎砲の砲身が残ります。
この砲台周辺は地質がもろいようなので、
十分注意が必要です。
入り口や砲台のコンクリートもかなり痛んでいます。
特に、入り口はさびて尖った鉄筋が出ているので、
要注意。
そこでケガをした知り合いがいます。
(ガイド中ではありません、念のため)
銃眼からは西の展望がとてもよく、
運よく、クジラやイルカが見えるときもあります。
夕日を見に来たりとか、
デートスポットにもなっているいるようです。
ルートや景色
歩きやすい軍道
軍道からコペペ
軍曹から小港
機関砲壕
入り口 天井が低い 雨で水がたまる
機関砲の銃眼
銃眼は洲崎飛行場方向を狙う
1番砲台
入り口
砲台 台座だけ残る
観測所
入り口
観測所
下の写真のようなものが据えられていたのでしょうか?
<海上自衛隊「ちちじま」、65式66㎝測距儀>
下部
同上拡大
目盛りが2か所
上方壁に刻まれている目盛り、方位角と推定
上部開口部からの展望
2番砲台
入り口
十四糎砲
同
砲台の下の目盛り これも方向角と推定
(西向きなのに60-120度の範囲で、
基準値を南を0度としているのか?)
展望
壕の中
砲側弾薬庫(小さなスペース)の細長いキャンバス
ツアーでは
戦跡ツアーでは、
一日コースでは定番、半日では準定番と行ったところ。
半日の場合、
リクエストがあれば、行くようにします。
ツアーでは、
砲身が残る2番砲台と観測所を訪れます。
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