小笠原マルベリー

ホシアサガオの花期は夏以降?


 

 

概要

 

ホシアサガオ(ヒルガオ科・外来種)の花、

北袋沢の山道の入り口で、

夏以降によく見るようになりました。

ホシアサガオはつる性の一年草です。

 

小さな星形でピンクの花、ホシアサガオ

 

小笠原のヒルガオ科植物はいろいろあります。

自生種も外来種もあります。

 

小笠原で見られるいくつかのヒルガオ科植物の花

 

僕のヒルガオ科の花のイメージは

夏なのでですが・・

 

夏以降に花期を迎えるものもあります。

小笠原で見られるものでは

バラアサガオ(ウッドローズ)、ヨウサイ(空心菜)、

そしてホシアサガオなどです。

 

大きめの黄色が目立つバラアサガオの花

 

 

食用になるヨウサイ(空心菜)の花

 

実際にいつごろから咲いているかは

細かくは見ていないので、よくわかりません。

今後、注意してみます。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

ホシアサガオの花や葉はごく小ぶり

 

ヒルガオ科の花や葉は

大きいというイメージがあるので、不思議な感じ

 

葉の形はハート形

 

花は濃いめのピンク色でごく小ぶり。

親指と比較してもらえば分かりますね。

筒状部の中の色は花冠より濃いめです。

 

花冠の外周が星形です。

花のつくりは、漏斗状合弁花冠、おしべ5、めしべ1。

 

 

 

 

 

見るには?

 

確実なのは、北袋沢の千尋岩ルート入口付近。

道端です。

他の分布は思いあたりません。

 

花を見るなら夏以降です。

 

花期には各種ツアーで紹介できます。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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