小笠原マルベリー

低木林では新緑が目立つ(’21/12月初旬)


 

概要

 

’21/12月初旬、

父島に広がる低木林では、新緑が目立っています。

 

特にシマイスノキに新芽が目立ちます。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(11)シマイスノキ

 

 

しかし、

同じ低木性の代表格のシャリンバイは、

さほど新芽が出ていないようです。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(15)シャリンバイ

 

また高木性樹木もさほど新芽が出ていません。

 

小笠原の樹木は常緑がほとんど。

そして、新緑の時期は春以降が普通。

 

ただ、

ほかの時期にも新芽が出ることもあります。

樹種によっては、冬場から出始めているのもあります。

 

しかし、

なぜこの冬に向かう時期なのでしょうか?

なぜ低木性の樹木に目立つのでしょうか?

かなりの規模で新緑です。

 

 

夏以降、暴風域を伴う台風が来ましたが、

それほど落葉が多かった印象はありません。

 

わりと雨が多いのが影響しているのかもしれません。

経験的に、

雨が多い時期に新芽が出るのを感じています。

 

新緑は

1つの要因だけではないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

新緑の様子

 

 

道沿いからの遠望

色の薄い場所は新緑

 

 

低木林内のルート

低木性樹木の新芽が目立ちます。

 

小低木林内

シマイスノキの新芽が目立ちます

 

 

 

 

樹種ごとの新芽

 

新芽が出ていたいくつかを紹介します。

 

シマイスノキの新芽

新芽のころはふちに赤い線が入ります

のちなくなります。

 

シマモクセイの新芽

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(2)シマモクセイ

 

 

ハツバキの新芽

 

夜明・湾岸道路での自生植物(53)ハツバキ

 

シマモチの赤い新芽

 

夜明・湾岸道路での自生植物(33)シマモチ

 

 

 

 

 

見るには?

 

’21/12月、

新緑は低木性のエリアで顕著です。

 

夜明道路沿いは、

車道からでもよくわかります。

 

そのため

各種ツアーで見ることはできます。

 

全ツアーメニュー

 

森歩きのツアーで、

東平などの低木性樹林を歩くとよくわかります。

 

東平&初寝山(森歩き)

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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