低木林では新緑が目立つ(’21/12月初旬)
目次
概要
’21/12月初旬、
父島に広がる低木林では、新緑が目立っています。
特にシマイスノキに新芽が目立ちます。
しかし、
同じ低木性の代表格のシャリンバイは、
さほど新芽が出ていないようです。
また高木性樹木もさほど新芽が出ていません。
小笠原の樹木は常緑がほとんど。
そして、新緑の時期は春以降が普通。
ただ、
ほかの時期にも新芽が出ることもあります。
樹種によっては、冬場から出始めているのもあります。
しかし、
なぜこの冬に向かう時期なのでしょうか?
なぜ低木性の樹木に目立つのでしょうか?
かなりの規模で新緑です。
夏以降、暴風域を伴う台風が来ましたが、
それほど落葉が多かった印象はありません。
わりと雨が多いのが影響しているのかもしれません。
経験的に、
雨が多い時期に新芽が出るのを感じています。
新緑は
1つの要因だけではないのかもしれません。
新緑の様子
道沿いからの遠望
色の薄い場所は新緑
低木林内のルート
低木性樹木の新芽が目立ちます。
小低木林内
シマイスノキの新芽が目立ちます
樹種ごとの新芽
新芽が出ていたいくつかを紹介します。
シマイスノキの新芽
新芽のころはふちに赤い線が入ります
のちなくなります。
シマモクセイの新芽
ハツバキの新芽
シマモチの赤い新芽
見るには?
’21/12月、
新緑は低木性のエリアで顕著です。
夜明道路沿いは、
車道からでもよくわかります。
そのため
各種ツアーで見ることはできます。
森歩きのツアーで、
東平などの低木性樹林を歩くとよくわかります。