ジャボチカバ、花と食用になる果実
目次
概要
’22/1月初旬、
ジャポチカバ(フトモモ科・外来種)の花と果実が見られています。
場所は
亜熱帯農業センターのハウス内。
栽培株です。
本種の花は幹生花で、
直接幹から白い花が出ています。
花のあと、
そこにアメリカンチェリーのような果実がつきます。
この果実は食用になります。
味はぶどうのような味です。
中には種がいくつか入っています。
ブラジルではよく栽培されて、一般的のようですが、
日本ではかなり珍しいです。
和名
ジャポチカバは英名で、和名はないようです。
英名の語源は
ブラジルの言葉から来ているようです。
実際の様子
説明板
栽培種全景 樹高2m程度
花はフトモモ科らしいつくり
白花4弁、おしべが長く多数、めしべ1です。
花は複数まとまってつく
1か所にできる果実は1つ
熟れていない青い果実
濃紫の果実
見た目はアメリカンチェリーに近い
同 果実
種が複数入っている 外は赤味がある
幹は黄土色
葉の付き方は対生
見るには?
ジャボチカバが確実に見られるのは、
亜熱帯農業センターです。
道沿いなどで見られる植栽株はないと思います。
農業センターは
景観ツアー、森歩きで立ち寄ることもあります。
定番ではないので、リクエストして下さい。
参考:フトモモ科植物
小笠原で、フトモモ科自生種は
ムニンフトモモ(固有種)、ヒメフトモモ(固有種)、
アデクモドキ(広域分布種)など。
小笠原に持ち込まれたフトモモ科外来種は
グァバの仲間、ブラシノキ、ピタンガなど。
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