小笠原マルベリー

ジャボチカバ、花と食用になる果実


 

概要

 

’22/1月初旬、

ジャポチカバ(フトモモ科・外来種)の花と果実が見られています。

ジャボチカバ – Wikipedia

 

場所は

亜熱帯農業センターのハウス内。

栽培株です。

 

本種の花は幹生花で、

直接幹から白い花が出ています。

幹生花 – Wikipedia

 

花のあと、

そこにアメリカンチェリーのような果実がつきます。

 

この果実は食用になります。

味はぶどうのような味です。

中には種がいくつか入っています。

 

ブラジルではよく栽培されて、一般的のようですが、

日本ではかなり珍しいです。

 

 

 

 

 

 

和名

 

ジャポチカバは英名で、和名はないようです。

 

英名の語源は

ブラジルの言葉から来ているようです。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

説明板

 

栽培種全景 樹高2m程度

 

花はフトモモ科らしいつくり

白花4弁、おしべが長く多数、めしべ1です。

 

花は複数まとまってつく

 

1か所にできる果実は1つ

 

 

熟れていない青い果実

 

濃紫の果実 

見た目はアメリカンチェリーに近い

 

同 果実

 

種が複数入っている  外は赤味がある

 

幹は黄土色

 

葉の付き方は対生

 

 

 

 

見るには?

 

ジャボチカバが確実に見られるのは、

亜熱帯農業センターです。

道沿いなどで見られる植栽株はないと思います。

 

父島のおもな観光・学習施設

 

農業センターは

景観ツアー、森歩きで立ち寄ることもあります。

定番ではないので、リクエストして下さい。

 

自然景観(島内観光)ツアー

 

森歩き

 

 

 

 

 

参考:フトモモ科植物

 

小笠原で、フトモモ科自生種は

ムニンフトモモ(固有種)、ヒメフトモモ(固有種)、

アデクモドキ(広域分布種)など。

 

まっ赤なおしべが目立つ、ムニンフトモモの花

 

小笠原に持ち込まれたフトモモ科外来種は

グァバの仲間、ブラシノキ、ピタンガなど。 

 

赤いブラシのようなブラシノキの花

 

ピタンガの花・・乳白色でかわいい4弁花

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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