完全に陸化したコンクリート船(硫黄島西海岸)
目次
概要
小笠原の硫黄島西海岸には、
かつてコンクリート船を沈めた場所がある。
(船の詳細は不明)
これは、戦後、
米軍が港湾整備のため沈めたとされている。
しかし、
このあたりはかなり顕著に隆起が進む。
戦前は島だった近くの釜岩が
完全に陸続きとなっている。
そのため、現在(2023年)では、
コンクリート船もすっかり陸化してしまっている。
ほぼ全部が浜辺に横たわる。
硫黄島は
戦後もかなり隆起を続けている。
今後もまだ続くのであろう。
現在では
父島より大きな島となっている。
現地の様子
船体の上から前方部
船体側面
船体後方
同上 近景
舳先
舳先側面
浜にうちあがる船
同上
前方の山は摺鉢山
同上
見るには
一般観光で行くすべはない。
墓参や遺骨収集事業に参加する機会があれば、
島内視察で見ることが可能である。
硫黄島には
海上自衛隊、航空自衛隊が常駐している。
そのため、
内地の基地からは定期的に輸送機が飛んでいる。
片道2時間以上かかる。
小笠原島民の場合、
父島からヘリで硫黄島に渡る場合もある。
いずれにせよ、前述の通り、
一般観光などでは行くことはできない。
参考:軍艦防波堤
参考:隆起関連記事
概要 | 小笠原村公式サイト (vill.ogasawara.tokyo.jp)
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