小笠原マルベリー

朱色が目立つヒイロタケ


 

概要

 

朱色がとても目立つヒイロタケ。

ヒイロタケ – Wikipedia

 

タコノキの枯れ木につくヒイロタケ

 

’23/11月中旬、

旭山南峰でタコノキに生えているのを見た。

 

旭山歩道・・幕末に日章旗を立てた山(ふらふ山)

 

漢字では「緋色茸」と書く通り、

赤味がとても目立つ。

 

生える場所は地上性ではなく、

枯れ木なので、より目立ちやすい。

 

広葉樹の枯れ木に生えるようだが、

父島ではタコノキでしか見たことがない。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(18)タコノキ

 

サルノコシカケの仲間で、

柄はなく、半円形の傘はかなりかたい。

生えている期間も長い。

 

サルノコシカケの仲間は漢方で使われたりするが、

本種はその利用はないようだ。

ただし、きのこ染めの原料にはなるようだ。

通信18「草木染め・きのこ染め」 (hiyoshitaisha.jp)

【きのこアルバム】ヒイロタケ | きのこらぼ|

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

尾根道で、

タコノキの枯れ木に発生していた

 

半円形の傘

径は10㎝ほど

 

傘の裏側

孔口は微細、同色

 

 

断面

付け根はやや肉厚

 

 

 

 

見るには?

 

岩場に生えるタコノキ枯れ木が

見つける場所。

 

コンスタントに見られるのは

巽道路終点岩山やこの旭山南峰か?

 

赤旗山ルート(7-12月限定)

 

どちらも森歩きツアーで利用する。

 

森歩き

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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