小笠原マルベリー

シマモクセイ開花確認(’24/11月中旬)


 

 

概要

 

’241/11月中旬、

シマモクセイ開花確認。

(モクセイ科・広域分布種)

夜明・湾岸道路一周での自生植物(2)シマモクセイ

 

開花確認したのは雄株であった。

場所は、

夜明道路のまだふもと(奥村)あたり。

 

シマモクセイ、雌株・雄株の花

 

昨年は

10月下旬に開花確認していた。

 

シマモクセイ開花確認(’23/10月下旬)

 

今年は、

半月ほど、開花確認が遅れている。

最近まで気温が高めだたったので、

それが影響したのだろうか。

あるいは、見つけるのが遅れただけか?

 

本種は開花が進むと、

個体数も多いので、各所で芳香が漂う。

 

例年同じような時期に、

オガサワラグミも開花する。

しかし今年はまだ確認していない。

これも開花が遅れ気味かもしれない。

 

ちなみに昨年は、11月初旬に、

オガサワラグミの開花を確認していた。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(72)オガサワラグミ

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

開花確認個体

まだふもとの都道沿い

 

 

まだ開花は少な目であった

そのため、芳香もあまり目立たない程度。

 

花は葉腋に束生する

 

花はごく小ぶりで

花冠は白4裂、おしべ2、めしべ1

 

雄株の花(雄花)は

おしべ2だけが目立ち、めしべ1は退化

 

 

 

 

 

見るには?

 

本種は林内に限らず、山地の道沿いでも生えている。

ほとんどのツアーで紹介できる。

 

全ツアーメニュー

 

自由に歩ける三日月山歩道は

個体数も多く、見つけやすい。

 

三日月山展望台ルート・・ダイナミックな地形と展望

 

雌雄の比較などは

森歩きツアーで紹介できる。

 

 

森歩き

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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